皆さまこんにちは。株式会社プレミアバンク最高セキュリティー責任者(CSO)の岸本です。

前回は、「見えないスキル」の必要性についての記事を書きました。「見えないスキル」とは、資格や免許などと異なり、実行力や判断力、同僚・チームへの配慮、コミュニケーション力など、定量的・定性的には表わすことができないスキルのことを言います。

前回の記事はコチラ⇒「見えないスキル」の必要性について

リーダーシップについて、古今東西に限らず昔から人の数だけ諸説様々な議論や研究がされていますが、リーダーになれる人物は、この「見えないスキル」を備えた人でないと勤まらないと私は思っています。

では、具体的にどのような「見えないスキル」を備えた人物がリーダーにふさわしいのでしょうか?

リーダーになるための条件として最も大切なのは、「人に好かれる人柄」だと思います。周囲の人達、特に同じ組織にいる人たちから嫌われては組織も仕事も上手く機能せず、常に何かしらのトラブルがおこるか、組織が崩壊するかのどちらかの道しかありません。

そのため、周囲から嫌われやすい人は、どれだけ優秀で能力があったとしてもリーダーのポジションを与えてはいけませんし、またなってもいけないと思います。

そのような人がリーダーになれば、周りはいつもトラブルの「火消し」に時間をとられる羽目になり、効率化も生産性もあったものではありません。

では、人から好かれる人とはどのような人でしょうか?私が考える「人に好かれる人の5つの特徴」をまとめていきます。

1、「気さくな人」

相手の地位や立場に関わらず、全ての人に対してTPOに応じた対応ができる人は人から好かれやすいです。相手としっかり向き合い大事に思って対応すれば、相手からも必然と大切にされます。

2、「謙虚な人」

真山社長もよく仰っていますが、自分の方が他人よりも優れている、リーダーのポジションを鼻にかける、と自惚れる人は当然好感度は下がり、リーダーの資格もありません。

また、謙虚であることと卑下することの違いをきちんと認識しておく必要があります。常にひた向きさをもって行動することが大切です。

3、「平静さを保つ人」

常に私情に捉われず、冷静に受け止めることができることが大切です。私たちは「人間」ですから、どうしても「好き・嫌い」や「喜・怒・哀・楽」といった感情に左右されるのはしかたのない事で、感情を消すことはできません。

だからといって自分の感情に振り回されるようでは、リーダーは務まりません。常に自分の感情を考慮しつつ冷静にかつ平等に物事を判断する感情コントロールが必要です。

4、「積極的に行動する人」

リーダーは前向きな姿勢を崩さずに積極的に問題に取り組むことです。どのような状況でも、率先垂範して行動できる人には、自然と周囲もそのエネルギーに引っ張られ、良い意味で周囲を巻き込むことができます。

また、トラブルの時は率先して矢面に立ち、手柄はすべて周りに与える、このような行動力がある人は周りから好かれやすいです。

5、「一貫性がある人」

「有言実行」「言行一致」という言葉は非常にシンプルで簡単ですが、いざ実行しようとすると難しいものです。だからこそ、常に一貫性をもって行動できる人は周囲に好かれ、信用されます。

いつも言ってることもやってることもバラバラでチグハグな人は、周囲を混乱させるだけです。

「人に好かれる」ことはリーダーの最低限必要な必須条件です。ある調査では、「仕事ができないリーダーよりも、人として尊敬できない(人間性に問題がある)リーダーの方がもっとも嫌われる」という調査レポートがあります。

この調査結果からも、リーダーは周囲から好かれる・尊敬される人物であることがいかに大切か、ということがお分かりになると思います。

思い出してみてください。自分の手柄を横取りする人、横柄な人、虎の威を借る人、陰口や悪口を言われてないかと疑心暗鬼な人、どうでもいいことまで細かく管理しないと気がすまない人など、こんな上司は嫌だと思い当たる人が一人二人いると思います。

「人に好かれる人柄」は、生まれつき備わったものではなく、後から身につけることができる「スキル」であり、将来の成功を左右する重要な要素です。

このスキルは、好感度の高い人から学ぶことが一番の近道ですので、皆さんの周囲を見回してみてそのような人がいましたら、どうして好かれるのかをぜひ積極的に学んでみてください。