皆さまこんにちは。株式会社プレミアバンク最高セキュリティ責任者(CSO)の岸本です。

私は月に一度、資産運用セミナーを担当していて、お金に関するご相談を承っております。セミナーに参加される方やお問い合わせいただくお客様の中には、「ゼロ金利時代に低リスクで高リターンの資産運用はありますか?」と質問されることが多くあります。

日本を代表するメガバンク「三菱東京UFJ銀行」や「ゆうちょ銀行」の定期預金・定額貯金の金利(2017年12月6日現在)は「0.01%」です。仮に100万円を預けたとして、一年後に受け取る金利は100円ということです。

過去、金利が高かったころを思い出すと、平成2年には3年以上の定額貯金の金利が6%台でした。この時期に、ゆうちょ銀行に最長の10年預けた場合の複利の年平均利回りは8%を超えていました。このように100万円預けて利息が年間8万円という夢のような時代と比べると、100円の金利というのはほぼゼロと言っていいでしょう。今は、預貯金金利は「ほぼゼロ時代」なのです。

では、今のご時世に「最も低リスクで高リターンの資産運用って何だろう?」と思ったりしたことはありませんか。

正直申し上げて、答えは「ない」です。

銀行預金では、はっきり言ってお金を増やすことはできません。一方で、株や為替相場も先行きが不透明で読みづらい状況にあります。おまけに最近では、北朝鮮問題など何が起こるかわからない状況で、これらのリスクに対して、どのように自分の資産を守り運用すれば将来安全か、というのは誰もが思うことですよね。

本当に低リスクで高リターンな投資先や資産運用はないのでしょうか?

日本で将来のための老後資金など、減らさずにしっかりと貯めておかなければいけない資金の運用先に、個人向け国債が挙げられます。個人向け国債の12月の発行条件は、満期まで利率が変わらない固定金利2年0.05%、5年0.05%、半年ごとに利率が変わる変動金利10年0.05%と三種類が現在募集中です。

このようなことから、リターンを求めたければリスク投資をする以外にないというのが「現実」です。低リスクでリターンが高い投資は、今の国内の金融商品には存在しません。

ではリスクを取ってリターンを狙う投資はどうでしょうか。その為にはまず、そのリスクはどれくらいのリスクがあるのか、どれくらいのリスクなら許容範囲なのかを自己分析する必要があります。

リターンを狙った投資をするうえで、知っておいて損のない話があります。キーワードは「東南アジア」です。

東南アジアの経済は今まさに成長軌道に乗っていて、2016年の東南アジア諸国連合(ASEAN)の主要4カ国(インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピン)の実質GDP(国内総生産)成長率は4.8%。17年以降も5%前後を維持する見通しです。

日本に比べて全般的に高い経済成長を示していて、貿易(財・サービス)の自由化が進展し、インフラ投資も加速。ASEAN域内の人の移動も活発になっています。日系企業がタイに多く進出するなど、外資系企業の市場参入の勢いもあります。中間層の消費が増えており、1人当たり名目GDPで見ると日本のおおむね1970年代の水準です。足元でGDP成長率が高いのはフィリピン、ベトナム、インドネシアです。

プレミアバンクが投資をしている地域は、まさにここ東南アジアが中心です。将来の為に一度ご検討してみることをお勧めします。

では、どのようにリスクを取ったらよいのでしょうか。次回は資産運用(投資)に対しての「リスクの取り方②」をお話ししたいと思います。